「この場所しかない」と思うとしんどくなる。心の居場所を分けておくという考え方

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こころを整えるセルフケア

What You’ll Get

この記事を読み終えたとき

  • 「仕事が全て」「この人が全て」と一つだけに気持ちを預けてしまうしんどさを、少し言葉にできるようになります。
  • 心の居場所を一つに決めるのではなく、いくつかに分けておくというセルフマネジメントの考え方を、具体的なイメージで持ち帰ってもらえるはずです。

「ここしかない」と思うほど、気持ちが苦しくなることがあります。
そんなときの“心の逃げ道”を増やすヒントとして、

記事の最後に「関連書籍を3冊紹介します」。
必要なときに、のぞいてみてください。

一つの場所に気持ちを預けすぎていませんか

今の時代、
「仕事が自分の全てです」
「家族が自分の生きがいです」
「この趣味があるから生きていける」

そんなメッセージを耳にすることが増えました。

一つのことに打ち込む姿は、とても魅力的です。
やりがいや絆も生まれます。

ただ、
心のよりどころが一つだけになると、
その場所の調子次第で、自分の気持ちも大きく揺れやすくなります

こんなモヤモヤ、抱えていませんか?

  • 仕事がうまくいかないと、自分の価値まで否定されたように感じる
  • パートナーや家族との関係が揺れると、生活全部が崩れそうな不安に飲み込まれる
  • 所属しているコミュニティから少し距離ができただけで、「もう自分の居場所はない」と
    感じてしまう
  • 一つの趣味や推しに気持ちを預けすぎて、それ以外の時間が空っぽに感じる

心の居場所が一つだけだと何が起きるか

心の居場所が一つだけだと、
その場所が少し揺れただけで、自分の心も大きく揺れやすくなります。

仕事でつまずくと、
「仕事で貢献できなない自分存在とは..」
などという考えも浮かびやすくなります。

家庭がうまくいかないと、
「自分には、もう帰る場所がない」
という思いが頭から離れなくなることもあるかもしれません。

一つの場所に、自分の安心や自己肯定感を全部預けてしまう。
すると、その場所の変化が、心の「ゼロか百か」の認識に繋がりやすくもなります。

・うまくいっている間は、とても満たされる
・うまくいかなくなった途端、心の足場が一気に崩れるように感じる

このアップダウンが大きいほど、
日常の安定感は失われやすくなります。

心の居場所を「分けておく」という発想

心理学やメンタルの話の中には
「一つだけに気持ちを預けすぎない」という考え方があります。

一つの対象に気持ちを集中させると、確かに熱量は高まります。
でも、その分だけ「そこがだめになったら終わり」という不安も大きくなります。

そこで役に立つのが。
心の居場所をいくつか持っておくという発想です。

・仕事という居場所
・家庭や友人との時間という居場所
・一人で過ごす静かな時間という居場所
・趣味やコミュニティという居場所

このように、
自分の気持ちを預けられる場所を、いくつかに分けておく。

すると、一つの場所が揺れても
他の場所が心のクッションになりやすくなります

これは


「どれか一つに本気になってはいけない」という話ではありません

むしろ
大事な場所を大事なままにしつつ
同時に「もう一つの居場所」「もう一つの時間」も少しずつ育てておく。

そうすることで
心の重心を少し分散させるという、
自分なりのセルフマネジメント
になります。

今日から試せる小さな一歩

  • 今の自分の「心の居場所」を紙に書き出す

例)仕事、家庭、友人、趣味、一人時間 など

  • もし一つに偏っていそうなら、「もう一つの居場所候補」を一つだけ考えてみる

例)前から気になっていた趣味、一人で行けるカフェ、オンラインのコミュニティ など

  • 「新しい居場所をつくる」と考えると重たいので、「心のバス停を一つ増やす」くらいの
    イメージで始めてみる
  • 一日の中で「ほっとできる5分」を意識してつくる

例)寝る前に好きな本を数ページ読む、通勤中に好きな音楽を一曲だけ聴く

  • 週に一度、「今週はどの居場所で一番落ち着けたか」を振り返り、自分に合う居場所パターンを少しずつ見つけていく

Summary

  • 一つの場所にだけ心の居場所を置くと、その場所の調子に、自分の気持ちも大きく左右されやすくなる
  • 仕事、家庭、趣味、人間関係など。心の居場所をいくつかに分けておくことで、気持ちの揺れをやわらげやすくなる
  • 「この場所がだめになったら終わり」という発想から、「いくつかの場所が自分を支えてくれている」という発想に少しずつ切り替えていくことが大切
  • 新しい居場所を大きく増やすより、「心のバス停を一つだけ増やす」くらいの小さな工夫から始めると続きやすい
  • 心の居場所を分散させることは、「逃げ」ではなく、自分を長く守るためのセルフマネジメントと考えられる

心理学を学んできた立場から選ぶ、
あなたへの書籍3選

「この場所しかない」をほどくための考え方は、一度知ると支えになることがあります。
気になった方へ向けて、参考になりそうな本を3冊ご紹介します。

Information

サードプレイス――コミュニティの核になる「とびきり居心地よい場所」 Kindle版

  • 第一の家、第二の職場とともに、個人の生活を支える場所として都市社会学が着目する〈サードプレイス〉。まさにこの記事に通ずるお話です。
  • よく考えてみると、皆さんには家庭と職場以外に、お気に入りの店や行きつけの店がありませんか?そこが第三の居場所として、ご自身を整える場にはなっていませんか?
  • 「サードプレイス」という概念をよく知りたい方に向けて代表的な一冊です。
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サード・プレイス フレーベル館文学の森 Kindle版

  • 「サードプレイス」という言葉、考え方をストーリーから捉えたい方はこちらから。
  • 学問的な理解というより、一層身近にリアリティを持って感じる上では、やはりストーリーが持つ力を取り入れていくことが効果的であるように思います。
  • 実は既に皆さんの身近に「サードプレイス」が存在していたという可能性は、一度手に取って読んでいただければ実感できるはず。そんな場所を大切にしたくなる一冊です。
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恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす Kindle版

  • 「心理的安全性」という言葉を提唱者による名著。まずは原点から辿りたい方へ。
  • なぜ「心理的安全性」?と思うかもしれません。まずは、人の心が安全であると認識できる世界を、この書籍から紐解いていくことも、きっと今後の支えになります。
  • 「心理的安全性」は、人によって異なる捉え方もなされやすい。本当の意味をここで確認してみませんか。

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