ぼーっとする時間はムダじゃない|「マインドワンダリング」がくれる休息とひらめき

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こころを整えるセルフケア

What You’ll Get

この記事を読み終えたとき

  • 「ボーっとしてしまう自分」を責める気持ちが、少し緩んでいることを目指します。
  • 「マインドワンダリング(心のさまよい)」という考え方を知り、ぼんやりする時間を、ムダではなく「脳の働きの一つ」として見直せるようになることを目指します。
  • 日常の中で、意図的にボーっとする時間を少しだけ作り、考えすぎの負担を和らげる、小さなヒントを持ち帰ってもらえたらと思います。

この記事に関心を持ってくださった方には、
「ぼーっとする時間」や「マインドワンダリング」とつながる本が、何冊かそばにあると心強いかもしれません。

本文の最後で、
「ぼーっとする時間」や「マインドワンダリング」について、もう少し整理してみたくなった方に向けて、「関連する書籍3選」を紹介します。

よければ、あわせてチェックしてみてください。

実は身近なマインドワンダリング

日常を振り返ると、こんな瞬間はありませんか。

電車の窓の外を見ながら
特に何も考えずに、景色を目で追っている時間。

仕事の合間に
ふと手を止めて、天井や遠くの山を眺めてしまう時間。

お風呂に入っているとき
さっきまで考えていたこととは全く別のことを、ぼんやり思い浮かべている時間。

「ちゃんと集中しなきゃ」と思いながらも
いつの間にか、頭の中で別の場面や過去の記憶が再生されている。

そんな「マインドワンダリング(心がさまよう時間)」は
多くの人が、無意識のうちに経験している時間でもあります

こんなモヤモヤ、抱えていませんか?

  • ボーっとしてしまう自分に「集中力がない」とガッカリしてしまう
  • 作業中に別のことを考え始めて、「また脱線した」と自己嫌悪になる
  • 気づけば過去の失敗や不安な未来をぼんやり考えていて、疲れてしまう
  • 「何もしていない時間」があると、怠けているように感じて落ち着かない

ぼんやりする時間は、つい「いけないこと」のように感じられがちです。

「ぼんやりする時間」は、ただのサボりか?大切な時間か?

少し視点を変えると、こんな引っかかりも出てきます。

せっかく休んでいるはずの時間なのに
頭の中ではぐるぐる考え続けてしまい、逆に疲れが取れた気がしない

気を抜いてボーっとしていると
「時間を無駄にしてしまった」と感じて、後から自分を責めてしまう

一生懸命がんばっているからこそ
集中している時間こそが価値ある時間で
ぼんやりしている時間は、減らすべき時間に見えてしまう

けれど現実には
頭をフル回転させ続けることは、誰にとっても難しいです。

「ぼんやりする時間」は、ただのサボりなのでしょうか。
それとも、使い方によっては、心や発想にとって大事な時間になり得るのでしょうか。

「マインドワンダリング」って?

今回取り上げたいのは、
「ボーっとすることの大切さ」と「マインドワンダリング」です。

心理学では
特に何かに集中しているわけではないときに
心があちこちにさまよう状態を、マインドワンダリングと呼ぶことがあります

頭の中で
過去の出来事を思い出したり
これからの予定を想像したり
まったく別の場面を空想したり。

一見、まとまりがないように見えますが
これは「人の脳がもともと持っているモードの一つ」と考えられています

この状態には
プラスの面と、注意したい面がどちらもあります。

マインドワンダリングのプラスの面

集中していないときに
ふとアイデアが浮かぶことがあります。

シャワー中に
散歩中に
寝る前のぼんやりした時間に
「そうだ、ああしてみよう」と思いつくこと。

これは
頭の中で、意識していないところで
情報同士がつながり直されている可能性があります

ぼんやりしている時間だからこそ
「すぐに答えを出さなくていいモード」になり
いつもと少し違う組み合わせや発想が、浮かびやすくなるとも考えられます。

また
ずっと集中し続けるのではなく
意図的にボーっとすることで
心と体の緊張が少しゆるみやすくなります

やることは変わらなくても
「ずっと走り続ける」のではなく
ところどころで立ち止まることで
結果的に長く歩き続けやすくなる。

そんなイメージに近いかもしれません。

注意したい面

ただ、ぼんやりしているはずの時間なのに
心の中ではずっと緊張が続いてしまい、休まらない感覚になる場合もあります。

ここで大切なのは
「ぼんやりすること」をやめる、ではなく
「ぼんやりする時間の使い方」を少し工夫する、という視点です。

心がさまようこと自体は
人間にとって自然な働きです

だからこそ
どんな環境で
どんな方向にさまよいやすいのかを
少しだけ意識してみる。

そのうえで
「自分の心にとって、ちょうどいいボーっと時間」を
日常の中に少しずつ増やしていく。

そんな柔らかい付き合い方が、現実的なのではないかと思います。

今日から試せる小さな一歩

  • 短い「ぼんやりタイム」を決めてみる
    例として、寝る前の5分だけ、スマホを置いて天井や壁を眺めてみる
  • 移動中に「ながらスマホ」をやめて、景色観察の時間にしてみる
    電車やバスの中で、広告や窓の外を、評価せずただ眺めてみる
  • 意識して「テーマを決めない散歩」をしてみる
    目的地を決めすぎず、近所をゆっくり歩きながら、心に浮かんでくることをそのまま眺める
  • ぼんやりがつらい方向に行きそうなときは、視線を外に向けてみる
    過去のことを考えすぎていると感じたら、部屋の中で見えるものを一つずつ数えてみる
  • 「何もしていない時間=ムダ」とラベリングする癖に気づいたら
    「これは、脳のクールダウン中」と心の中で言い換えてみる

どれも
数分でできる、小さな実験として捉えてみてください。

Summary

  • ボーっとする時間やマインドワンダリングは、多くの人が自然にもっている心の状態
  • マインドワンダリングには、アイデアがつながりやすくなるなどのプラスの側面もある
  • 一方で、不安や後悔に偏ると、休むはずの時間に心の負担が増えることもある
  • 大切なのは「ボーっとすることをやめる」ではなく、「どんな環境でぼんやりするか」を工夫する視点
  • 短いぼんやりタイムや、景色を眺める散歩など、小さな工夫から始めることで
  • 日常の中に「意図的なマインドワンダリングの時間」を少しずつ増やしていける

心理学を学んできた立場から選ぶ、
あなたへの書籍3選

「ぼーっとする時間はムダじゃない」という感覚を、
もう少し言葉にしてみたい方に向けて。
マインドワンダリングをやさしく理解するヒントになる本を、3冊だけ紹介します。

どれも、全部読む必要はありません。
いまの自分に合いそうな一冊に出会うきっかけになれば、と思っています。

Information

マインドワンダリング さまよう心が育む創造性 Kindle版

  • 「ムダに思える時間にも意味があるのか」を、研究と日常の例を行き来しながら考えたい人に向きます。
  • ぼんやり浮かぶ空想や独り言のような思考を「マインドワンダリング」として、仕組みと役割をやさしく整理してくれる本です。
  • 「会議中に急に別のことを考えてしまう」など、よくある現象を、気分の回復や創造性のヒントとして読み替える視点が得られます。
Information

頭を「からっぽ」にするレッスン 10分間瞑想でマインドフルに生きる Kindle版

  • 「ムダに思える時間にも意味があるのか」を、研究と日常の例を行き来しながら考えたい人に向きます。
  • ぼんやり浮かぶ空想や独り言のような思考を「マインドワンダリング」として、仕組みと役割をやさしく整理してくれる本です。
  • 「会議中に急に別のことを考えてしまう」など、よくある現象を、気分の回復や創造性のヒントとして読み替える視点が得られます。
Information

BRAIN DRIVEN (ブレインドリブン) パフォーマンスが高まる脳の状態とは Kindle版

  • 「ストレスをゼロにする」より、「ストレスを理解して扱う」方向に視点を切り替えたい人に合うと思います。
  • 少し小難しくも感じるかもしれない。でも、興味ある個所だけ読んでも面白い。ひらめきや創造性について、「育て方・整え方」を考える入口になります。
  • 「研究は難しくて追えない。でも本質だけ掴んで、今日からの働き方に活かしたい」人の向けた最初の一冊にできると思います。

こんなふうに
ボーっとする自分を責めるのではなく
「今は心と頭をゆるめている時間なんだな」と見直してみると
日常の過ごし方が、少しだけやさしく変わっていくかもしれません。

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