未来だけを見て走り続けていませんか?|「今の時間」を増やす目標設定という考え方

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こころを整えるセルフケア

What You’ll Get

この記事を読み終えたときには

  • 「もっと成長しなきゃ」「まだ足りない」と未来を見過ぎて疲れに繋がる感覚が、少し緩みます。
  • 新しいゴールを増やすだけでなく、「いま目の前にある時間を少し増やす」という、もう一つの目標設定の仕方を持ち帰ってもらえることを目指します。

未来のことを考えるのは大切です。
でも、未来ばかりだと息が詰まる日もあります。
最後に、「今の時間を少し増やすためのヒントになりそうな書籍を3冊紹介します」。

気になる書籍だけでも、ぜひ気軽にどうぞ。

未来の目標ばかりを追いかけてしまう日々

社会人になると、目標設定は当然のように行われます。

資格取得
昇進
転職
収入アップ

どれも大切な未来の目標です。
一方で、こんな感覚も生まれやすくなります。

「次の資格。次のキャリア。その次のゴール」。

常にまだ届いていない未来の方を向いている、
今ここで流れている時間に、意識を向ける余裕が減っていく。

本当は、
今の生活の中にも大切な時間があるはずです。

家族と過ごす静かな夜。
一人でぼんやりするカフェの10分。
通勤途中にふと感じる季節の変化。

けれど未来の目標ばかりを見ていると、
こうした時間は「ただの通過点」に見えやすくなります

こんなモヤモヤ、抱えていませんか?

  • 目標に向かって頑張っているはずなのに、なぜか満たされない感じが残る
  • ゴールに近づいても、「まだこれくらいじゃダメだ」と自分に厳しくなってしまう
  • 気づいたら、一日が「やることリスト」で埋まり、心が休まる時間が少ない
  • 将来のためと分かっていても、「いまの自分の時間」が削られているようで、どこか寂しい

未来のために走るほど「いま」が薄くなることも

未来の目標を持つことは、とても大切です。

未来の目標を設定することを否定するつもりは一切ありません。

一方で、そこにだけ比重が寄りすぎると、こんなことが起きやすくなります。

  • 新しいことを「獲得」する度、今まで大事だった時間や余白が「喪失」されていく
  • 「次のステップ」に意識が向きすぎて、今の生活の良さや小さな幸せに気づきにくくなる
  • ゴールを達成しても、すぐに次のゴールが現れ、達成感が長続きしない

気づけば...

人生が「まだ足りない」を埋め続ける
マラソンのように感じられることもあります。

未来だけを見る目標設定は
頑張る力にはなっても、「今ここにいる自分」を
置き去りにすることがあります。

だからこそ
未来の目標に加えて、
「いま目の前の時間を増やす目標」も持てると、
心のバランスが変わってきます

発達と時間のバランスという視点

発達心理学では、「成長とは獲得と喪失の連続」と語られることがあります。

新しい役割やスキルを手に入れるとき、
同時に、自由な時間や余裕、ゆっくり考える時間が
減ることもあるからです。

また、時間への向き合い方にはいくつかのタイプがあります。

・未来を重視する「未来志向」
・今の心地よさや充実を大切にする「現在志向」

どちらも大切な視点です。
けれど、未来志向だけが強くなると。
「いま」の満足感が置き去りになり、
「常に足りない感じ」に結びつきやすくなります。

ここで大事になってくるのが。
「今ある大切な時間を、意識的に少しふやす」という、
現状拡大型の目標設定です

現状拡大型の目標設定という考え方

今回のテーマは、少し視点を変えた目標設定です。

・まだ手にしていない未来のゴールを追いかける「新規獲得型の目標」だけでなく
・いま既にある大切な時間を、数分でもいいから増やす「現状拡大型の目標」も持ってみる

という考え方です。

この発想は、

・発達は獲得と喪失のバランスの中で進むという視点
・今この瞬間に注意を向けるマインドフルネスの考え方
・小さな今の心地よさを意識して味わうセイヴァリングの考え方

とも繋がってきます。

未来の目標は、人生の方向性を形作る軸になります。
一方で、現状拡大型の目標は、「今日という一日」を
少しだけ豊かにする軸になります。

例えば、こんな目標です。

  • 朝のコーヒーを、スマホを見ずにゆっくり味わう時間を、今日は5分だけ増やしてみる
  • 子どもや家族との何気ない会話の時間を、あと5分長く取ってみる
  • 帰宅後すぐに仕事モードを続けるのではなく、窓から外を眺めて深呼吸する時間を2分だけ確保する

どれも、特別な成長や成果ではありません。
それでも、こうした時間が積み重なると、「いまここ」を生きている感覚が少しずつ厚みを持ってきます。

今日から試せる小さな一歩

  • 紙やスマホのメモに、「未来の目標」と「今の時間をふやす目標」を一つずつ書き出してみる
  • 「いま大切にしたい時間はどれかな」と考え、通勤前後や寝る前など、ふやしやすい時間帯を一か所だけ選ぶ
  • その時間を、まずは「プラス5分だけ」長くしてみる
  • 一日の終わりに、「今日増やせた時間」「ちょっとだけ嬉しかった時間」を一行メモしてみる
  • 週に一度でよいので、「未来の目標ばかりになっていないかな」「今の時間の目標も入っているかな」と自分の目標リストを見直してみる

Summary

  • 未来の目標設定だけに偏ると、「まだ足りない」という感覚が続きやすくなる
  • 発達は「獲得と喪失」のバランスの中で進み、未来の獲得が今の時間の喪失につながることもある
  • 「現状拡大型の目標」として、今すでにある大切な時間を少しふやすという発想が役に立つ
  • マインドフルネスやセイヴァリングのように、「今ここ」に注意を向け、小さな心地よさを味わうことで、日常の満足感が少しずつ変わっていく
  • 未来のゴールと、今の時間をふやす目標。その両方を持つことで、「成長しながら、いまもちゃんと生きている」という感覚を育てやすくなる

心理学を学んできた立場から選ぶ、
あなたへの書籍3選

「目標を立てても、また未来に追われる感じがする」
そんなときに、見方を整える助けになる本を集めました。
3冊の中から、今の自分に合いそうな1冊だけ選ぶ。そんな距離感でよいのだと思います。

Information

「今、ここ」に意識を集中する練習 心を強く、やわらかくする「マインドフルネス」入門 Kindle版

  • いまを大切にする、そんな考えと「マインドフルネス」はとても相性が良いです。既に「マインドフルネス」を知っている方も、この記事と重ねて読み進めた時、また違った味わいがあるかもしれません。
  • 「いま」を拡充させようと考えても、気づくと勝手に未来へと視点が向いてしまうことは日常多くあります。これを機に、「いま」という時を一層大切にしてみませんか。
  • 刺激に溢れる現代社会において、目先に集中することは容易ではありません。ここで集中の力を整える機会とするのも、ご自身の生活を豊かにしていくものと思います。
Information

実践!マインドフルネス:今この瞬間に気づき青空を感じるレッスン[注意トレーニング音源付] Kindle版

  • 書籍のみでは、ちゃんと理解できるか自信がない..。そんな方に向けて、こちらの書籍はダウンロード可能な実践用の音源付きで、より分かりやすい仕様となっています。
  • 著者:熊野宏昭先生は、「認知行動療法」や「マインドフルネス」などの領域を学べば必ずその御名前を拝見する著明な先生です。先生の講義を聞けると思えば、このお値段はとても安いとすら感じてしまいます。
  • 学術的な見解、最新の知見が散りばめられながら、それでいて優しく柔らかい表現で、とても読みやすく構成されています。
Information

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック Kindle版

  • まず一度、当書籍のレビューを読んでみていただけませんか。魅力がよく伝わります。
  • 実話に基づくストーリー展開、「マインドフルネス」に関する書籍でもありますが、ストーリーから理解したい方はこちらの書籍がおススメです。
  • 理論を学ぶために買ったはずなのに。思わず感動してしまう、そんな一冊です。

こんな視点が、あなたの毎日の目標設定を、
少しだけやわらかくしてくれたら嬉しいです

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